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小説 半分の月が上る空(橋本紡) あらすじとアサキの感想 [橋本紡]

橋本紡さんの小説「半分の月がのぼる空」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


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今回ご紹介する本は橋本紡さんの「半分の月がのぼる空」です。



ライトノベル作品、第2弾です。笑



この物語は、作者の故郷である伊勢市を舞台とした恋愛小説です。



いや…この作品は、恋愛小説と一言では言えない深さがあります!


では、あらすじから!



主人公の戎崎祐一(えざきゆういち)は、肝炎を患って入院生活を送ることになってしまった。




高校生の戎崎にとって病院生活は退屈そのもの…




夜な夜な病院を抜け出しては、友人である世古口(せこぐち)の家に遊びに行っていた。



そんな戎崎の脱走に目を光らせていた看護師、谷崎(たにざき)との格闘を続けるうちにある提案をうける。




この提案こそが、戎崎の人生を大きくかえるきっかけになるとは思っても知る由もなく…



その提案とは、



同じ病院に入院していた秋庭里香(あきばりか)の話し相手になる



というもの。



しかし…彼女はただの女の子ではなかった…色んな意味で…




里香は、典型的お姫様体質で戎崎をふりまわしては楽しむ。



それでも戎崎は耐え、その内に里香との距離を縮めていく。



そんなある日、里香から衝撃的な告白を受ける…




自分は心臓の病気を患っておリ、もうすぐ死ぬ運命にある




戎崎は戸惑いながらも里香に対する変わらない好意を伝えようと奮闘していく。




戎崎の思いは里香にちゃんと伝わるのか…




戎崎・里香。彼らをとりまく様々な人々との繋がりが紡ぐ美しい恋愛物語はどの様な展開をみせるのか…





いや~この物語は純粋に面白いです。笑



里香がまた可愛いんですよ。戎崎も不器用ながら、それでも男らしさがあって応援したくなる奴だし。



後、スピンオフっていうんですか…里香の主治医である夏目(なつめ)って医者がいるんですけど、彼の存在がこの物語に多きな影響を与えるんですねよ。



そしてさらに、「夏目五郎の栄光と挫折」っていう夏目五郎の過去をピックアップした話があるんですけど、これがまた面白い。



なぜ夏目は里香の主治医となったのか、また戎崎に対して的確なアドバイスができるのか、そんな物語を読み進めていくと感じる謎が全て解決します!



ザ・青春。そんな若かりし気持ちを思い出させてくれる最高の一冊です


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