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小説 赤い指(東野圭吾) あらすじとアサキの感想 [東野圭吾]

東野圭吾さんの小説「赤い指」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


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本日ご紹介するのは、東野圭吾さんの「赤い指」です!








この「赤い指」は、東野圭吾さんの人気シリーズ「加賀恭一郎シリーズ」の第7弾として2006年に単行本が発売されました。またこの作品は前作「容疑者Xの献身」(直木賞受賞作品)の次に出された作品として非常に注目度が高かったのを覚えています。



しかしまあそこは何と言っても東野圭吾さんですからね。
当然読者の期待を裏切ることのない素晴らしい作品となっております!!



それでは、早速あらすじからご紹介させていただきます!



前原家はどこにでもあるごく一般的な家族だった。



サラリーマンの夫に専業主婦の妻・中学生になる息子と夫の母親の4人暮らし。



ただ、そんな平凡な家族にも全く悩みが存在しないということは在り得ない話だった。



中学生になる一人息子が少し塞ぎ気味な性格であること・同居している母が認知症になってしまったこと、またそんな母を同居当時から妻が疎ましく感じていたことを夫は悩みの種として抱えた。



そんな悩みが徐々に大きくなり、家に帰ることがだんだんと億劫になっていた夫に妻から緊急の連絡が入った。



すぐに帰ってきてほしいと言われ、夫が家に帰ると自宅の庭には見知らぬ少女の死体があった…



呆然と立ち尽くす夫に対して妻は自分たちの息子が犯した罪であることを告白する。



肝心の息子は部屋に籠りっきりで話が出来る状態ではなかった。



真っ先に自首を考える夫に妻は猛反対した。



息子の将来がどうなってもいいのか。それだけではなく自分たちの家族そのものが終わってしまう。



そう訴える妻の言葉には確かに説得力があるが、この状況で罪を隠しきることは不可能だと夫は判断する。



息子はもとより、頼りにならない妻を尻目に必死に隠蔽をする夫…



それから直ぐに警察による調査が始まった。



最初は近隣全ての家と話して前原家にも訪問した警察だったが、あるほつれをきっかけに警察の目は我が家へと注がれてしまった。



そのほつれを発見した刑事こそが主人公の加賀恭一郎であり、彼の洞察力と観察眼には同行する刑事も舌を巻くばかりだった。



いよいよ標準を絞られ本格的な捜査の目が前原家に注がれようとするとき、前原夫婦は想像もし難い恐ろしい奇策を思い付いてしまう…



家族とはなにか…



また家族を守るために夫がすべき行動に果たして正解などあるのか…



どんよりと重たい空気が漂う物語全体を加賀の推理と行動が一刀両断する!



ラストに待ち受けているのは誰もがじんわりと心温まる美しい物語だった…




とまあ、あらすじはこんな感じです。



さて、ここからは私の感想ですが…



東野圭吾さんの作品をご紹介するときは「衝撃の!!」とか「驚愕の!!」といった感じでいつも驚いてばかりのイメージですが、今回の作品は一味違う趣向かと思います。



加賀恭一郎の人間としての深みや温かみを強く感じることが出来る物語構成となっており、ミステリーとしての要素自体は少ないかもしれませんが、それ以上にしっかりと描かれている人間ドラマに満足すること間違いなしです!!



果たしてこれが感想だったのかは置いといて、おすすめの一冊であることは間違いないです!笑



また、東野圭吾さんのシリーズものをご紹介する際にはいつも書かせて頂きますが、シリーズものといっても順番に読む必要はないと思います!!



冒頭にシリーズの7弾目と書きましたが、もちろんこの一冊から読んでも十二分に物語を楽しむことが出来ると思います。



ぜひ、よんでみてください!!



以上、東野圭吾さんの小説「赤い指」について、あらすじと感想のまとめでした!!



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