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小説 日曜日の夕刊 (重松清) あらすじとアサキの感想 [重松清]

重松清さんの小説「日曜日の夕刊」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


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今回ご紹介する本は重松清さんの「日曜日の夕刊」です。



このタイトルを見て、ん?? と思われた方は普段からしっかりと新聞を読まれている方ですね。



ニュースの情報源はヤフートピックという私はお恥ずかしながら、このタイトルの意味に気づくことが出来ませんでした。



そうなんです。一部の地方紙や特別版を除くと、現在の新聞は基本的に日曜日の夕刊というのが存在しないんですね。



その理由というのが、基本的に毎日毎日発行しなければならない新聞に休みを作ってあげよう。ということなんですね。



新聞を印刷する印刷機、それを配布する配達員の方、みんなでしっかり休みましょう!



前置きが長いですね…汗



つまり、このタイトルの意味するところは「毎日頑張っているからこそ、人生たまには息抜きもないとね」って感じですかね!あっもちろん僕の勝手な想像ですが!笑



で!そんな「日曜日の夕刊」は12本の短編により構成されております。



どのお話しも心温まるアサキ大好きほっこり系です。



・単身赴任からもどってきた父親を鬱陶しく思う女子高生…



・かつて高校球児だった父親が息子とキャッチボールをするためにグローブを購入。でもそんな父親の気持ちを知らない息子は…



・反抗期を迎えた息子と意思の疎通を図るためキャンプに挑んだ父親だったが、そこで痛感したのは自分の不器用で、そんな姿に息子が感じたこととは…



・逆上がりが出来ない小学生の娘の練習に付き合う父親。そんな娘の姿にかつての自分が重なって見える…



いや~重松さんの良さ全開です。



前から不思議に思っていたのですが、どうして重松さんは老若男女問わず、ここまで鮮明な心理描写ができるのでしょう…



いやいや、それがプロの作家ってことでしょ。



なんて冷たいツッコミはしないでくださいね。笑




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