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小説 まほろ駅前多田便利軒 (三浦しをん)あらすじとアサキの感想 [三浦しをん]

三浦しをんさんの小説「まほろ駅前多田便利軒」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


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今日は仕事帰りにちょっと甘いものが食べたくなって久しぶりに駅前のドーナツ屋によりました。

僕がレジに行くと、アルバイトの若い女の子は笑顔で言いました。

「お持ち帰りでよろしいですか?」

「いや…食べて行きます…」

「・・・。」


…なんか、なんて言うか、とっても恥ずかしい間がありました。。。




さて、僕の恥ずかしい話を暴露した所で(笑)本日ご紹介する本は三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」です。


このお話は、瑛太さんと松田龍平さんというとっても雰囲気のある2人で映画化され、その後ドラマにもなりました!



cf_mahoro_sub03.jpg
http://www.houyhnhnm.jp/culture/feature/one-mahoro.htmlより引用させて頂きました





この本の素晴らしい雰囲気や読み味を語りたいところですが、まずは簡単にあらすじを…


「都会ではないが、地方都市でもない。ここで生まれ育った者の多くは、この地で死んでいく。他の都市に行っても、その多くはふたたび戻ってくる」

そんなまほろ市と言われる街の駅前に位置する便利屋の経営者である多田啓介(ただけいすけ)の元に、中学の同級生であり、以前多田がケガをさせたことがあった行天春彦(ぎょうてんはるひこ)が再会するところから、物語は始まります。


多田は快く思っていませんが、行天は多田の便利屋に転がり込みます。


なんだかんだで共同生活が始まったところに、奇妙できな臭い仕事が降り掛かります。


そんな依頼に悪戦苦闘している中、2人の悲しい過去や、様々な人間模様が見えていく…


そんな、心にジンとくる人間ドラマを描いた作品です!




この小説のおすすめのポイント3つはこちら!

①多田と行天の不思議だけど笑えるやりとり。

②便利屋ってなに?僕の知らない世界がそこにはありました。

③起承転結にメリハリあり!思わぬ展開に読む手がとまりません!



喫茶店でコーヒー+煙草と共に。

そんな読み方をしたくなるような、大人のための一冊です。笑




きな臭い風景に臭い男の友情。こんな本の作者が女性だと知ったときはただただビックリしました。


ハマる人はとことんハマる!


そんな雰囲気を十二分にまとった一冊だと思うので、まだ読んだことのない方は是非手にとってみて下さい!


この空気感、最高です!


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