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小説 イニシエーション・ラブ(乾くるみ) あらすじとアサキの感想 [乾くるみ]

乾くるみさんの小説「イニシエーション・ラブ」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


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今回ご紹介する本は乾くるみさんの「イニシエーション・ラブ」です。



たまには恋愛小説もご紹介させていただければと思います。笑



といってもこの本は2005年版の本格ミステリベスト10で第6位にランクインしています。笑



そうなのです。一見は普通に男女が恋に落ちて、でも波乱万丈で最後はやっぱり結ばれる…



ってな感じの恋愛小説ですが、この本には大きなトリックが隠されているんです。



「読み終わった後は必ずもう一度読み返したくなる」



こんなキャッチコピーを皆様も本屋さんで見たことはないでしょうか。



この意味は、本を最後まで読み切る直前…最後の2行で判明します。



※なので、間違っても結末から読まないでください!



ここからは、簡単なあらすじです。



主人公の鈴木は大学の4年生で、とある日に人数合わせで参加した合コンで知り合った一人の女性に惚れ込んでしまいます。



その女性は成岡繭子さん。



容姿はもちろん、ほんわかとした雰囲気を持つ彼女に鈴木はどんどんと恋愛感情を抱いていきます。



そして、無事に付き合えることとなった二人。



一見どこにでもいる幸せそうなカップルですが…


違うんです!笑



彼女には鈴木に隠し続けている大きな秘密があったのです。



物語にトリックが隠されている、というよりは一冊の本を通して読者を欺く…



こんな形のミステリーもありなのか!?



と読み終わった時の衝撃は大きなものでした!



そして僕も言ってしまいました、



「もう一度読み返したい…」 と。笑




※ちなみにこの本は個人的にも友達とかに紹介して、読んだ人はみんなビックリしてくれたのですが、一人だけトリックを途中で見破った人がいました。
それは、私の父親でした…



なぜかって? その理由は絶対に言えません!笑



しかし、読み終えた方なら納得してくれるかもしれません…


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