SSブログ

小説 容疑者Xの献身(東野圭吾) あらすじとアサキの感想 [東野圭吾]

東野圭吾さんの小説「容疑者Xの献身」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


スポンサーリンク







今回ご紹介する本は東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」です。



本作は東野圭吾さんの代名詞の一つであるガリレオシリーズ初の長編小説です。


また、第134回直木賞の受賞作でもあることから、東野圭吾さんの代表作の一つといって間違いないと思います。



そもそもガリレオシリーズとは…


主人公、湯川学(天才物理学者だが、その発言や行動が突飛で常人には理解しがたいことから変人の異名を持つ)が学生時代の友人であった草薙(社会学部に所属し現在は警視庁捜査一課の刑事)から事件捜査の依頼を受け、その頭脳を発揮し次々と難事件を解決していく、というミステリーシリーズのことです。


これまでは、一話完結の短編集が2冊ほど出ていましたが、初となる長編小説がこの「容疑者Xの献身」になります。



ここからは、本作のあらすじです。



様々な事件を解決してきた湯川の前に立ちはだかる新たな敵は、なんと彼もまた湯川の同級生であった石神であった。



その石神は、天才と評されていた湯川が学生時代に自分と同等の能力を持っていると認めた唯一の相手だった。



物理学を専攻していた湯川に対し、数学を専攻していた石神とは卒業以来の再会となったが、そのきっかけは、一つの殺人事件だった。



とある河原で男性の遺体が発見され、その首には絞殺の跡が残っていた。


最有力の容疑者となったのが、殺害された男性のかつての妻であった花岡靖子であった。



しかし、彼女にはアリバイがある。



たまたまお隣さんとして石神が住んでいたことから、草薙より事情聴取を受けたことが、石神と湯川を再開させる、偶然の機会となった。



当初は事件に関心を持たず、純粋に石神との再会に喜んでいた湯川であったが、そんな彼の気持ちを大きく揺るがす事が起きた。



それは石神のなにげない一言であったが、湯川はその言葉をどうしても見逃すことが出来ず、どんどんと事件の真相に近づいていく。


同じく天才である石神が使ったトリックを見破ることが出来ない。


天才Vs天才。


この対決の結末は誰一人として予想していなかった、余りにも切なく残酷なものだった。


人はこれほどまでに、一人の人間を深く愛することが出来るのか。



石神が駆使した驚くべきトリックとその動機に、僕は心が震えました。




※全くの余談ですが、僕は大学受験を控えた12月に初めてこの本を手にしたのですが、あまりの面白さに勉強を全て放り投げ、一晩使い読み切ってしまいました…笑



また、本作品は映画化もされており、主人公の湯川を福山雅治・石神を堤真一が演じたことでも話題になりました。


そちらの映画もとても面白いので是非見てみてください。


51yPtVs+UYL.jpg
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51yPtVs%2BUYL.jpgより引用させていただきました


ただし、絶対に小説から入ってほしいです!!

あの衝撃は文章だからこそ味わえるものだと思うので!!


スポンサーリンク





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。