小説 アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)あらすじとアサキの感想 [ダニエル・キイス]
ダニエル・キイスさんの小説「アルジャーノンに花束を」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。
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さて本日ご紹介する本は、ダニエル・キイス作の「アルジャーノンに花束を」です。
この作品は、日本ではドラマ化されたのがきっかで有名になったのですが、原作であるこの本もなかなかに読み応えがある良作だと思います!
ちなみにドラマ版では
主人公をユースケ・サンタマリアさん
助演を菅野美穂さん
など、豪華な方々が演じられています。
※http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/n/e/o/neotsudayan/aruja.jpgより引用させていただきました
僕はこの時の菅野美穂が本当に好きで、毎週の放送が待ち遠しくて待ち遠しくて…
おっと前置きが長くなりそうなので、はい、さっさとストーリーの紹介にいきます 笑
…
他人を疑うことを知らず、周囲に笑顔をふりまき、誰にでも親切であろうとする、主人公のチャーリイは、大きな体に小さな子供の心を持ったおとなしい性格の青年だった。
しかし精神遅滞(知能が子供のままで止まってしまう障害)である彼には子供の頃、正常な知能の妹に性的な乱暴を働いたと家族に誤解され、母親に見捨てられた過去があった。
彼は引き取ってくれた叔父のパン屋での仕事のかたわら、精神遅滞者専門の学習クラスに通っていた。
ある日、そのクラスの監督者である大学教授から、開発されたばかりの脳手術を受けるよう勧められる。
先に動物実験で対象となったハツカネズミの「アルジャーノン」は、驚くべき記憶・思考力を発揮し、チャーリイと難関の迷路実験で対決し、彼に勝ってしまう。
彼は手術を受けることを承諾し、この手術の人間に対する臨床試験の被験者第1号に選ばれたのだった。
手術は成功し、チャーリイのIQは68から徐々に上昇。ついには185に達し、彼は超知能を持つ天才となった。
チャーリイは大学で学生に混じって勉強することを許され、知識を得る喜び・難しい問題を考える楽しみを満たしていく。
だがいっぽうで、頭が良くなるにつれ、これまで友達だと信じていた仕事仲間にだまされていたこと、母親に捨てられたことなど、知りたくもない事実の意味を理解するようになる。
一方で、チャーリイの感情は未発達な幼児のままだった。
突然に急成長を果たした天才的な知能とのバランスが取れず、妥協を知らないまま正義感を振り回し、自尊心が高まり、知らず知らず他人を見下すようになっていく。
誰もが笑いを失い、周囲の人間が遠ざかっていく中で、チャーリイは手術前には抱いたことも無い孤独感を抱くのだった。
また、忘れていた記憶の未整理な奔流がチャーリイを苦悩の日々へと追い込んでいく。
そんなある日、自分より先に脳手術を受け、彼が世話をしていたアルジャーノンに異変が起こる。チャーリイは自身でアルジャーノンの異変について調査を始め、手術に大きな欠陥があった事を突き止めてしまう・・・
ざっとお話すると、こんな内容です!
日本で放送されたドラマでは若干の脚色がありますが、大筋の流れはだいたい一緒かと思います。
なーんだ。ならドラマみたし小説はいいや!
なんて思わないで下さい!!
実は僕もその一人だったんですけど、いざ小説を読んでみると…
小説では症状に関する具体的な記述や闘病に苦しむ主人公の心理描写がこと細かく記載されており、小説を読んだ事で本作に対する思い入れが一層強いものとなりました。
ですので、この小説を読み終えてから改めてドラマを見てみると…なんとも言えない深い感動が僕を襲い気が付けば涙がポロリと…
僕は基本的に小説の映像化といった場合は、なるべく先に原作を読んでから映画なりドラマなりを見るタイプなんですけど、本作に限っては逆のパターンもアリだなと感じました!
扱っているテーマが難解なだけにまずは映像で全体の流れを捉えて、その補足知識として小説も楽しむ。そんなやり方も悪くないなと感じさせてくれたのがこの一冊です!
解説がとっても多い小説になりましので、ちょっと気軽にといった気持では読むことが難しいかと思いますので、時間がある休日などにじっくり腰を据えて読む一冊の候補として入れてみてはいかかでしょうか!!
あ、恒例のオススメポイントは…
内容でびっしり書いたので、今回は…
あ・え・て
書きません。
けっして書き忘れたわけではありません 笑
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さて本日ご紹介する本は、ダニエル・キイス作の「アルジャーノンに花束を」です。
この作品は、日本ではドラマ化されたのがきっかで有名になったのですが、原作であるこの本もなかなかに読み応えがある良作だと思います!
ちなみにドラマ版では
主人公をユースケ・サンタマリアさん
助演を菅野美穂さん
など、豪華な方々が演じられています。
※http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/n/e/o/neotsudayan/aruja.jpgより引用させていただきました
僕はこの時の菅野美穂が本当に好きで、毎週の放送が待ち遠しくて待ち遠しくて…
おっと前置きが長くなりそうなので、はい、さっさとストーリーの紹介にいきます 笑
…
他人を疑うことを知らず、周囲に笑顔をふりまき、誰にでも親切であろうとする、主人公のチャーリイは、大きな体に小さな子供の心を持ったおとなしい性格の青年だった。
しかし精神遅滞(知能が子供のままで止まってしまう障害)である彼には子供の頃、正常な知能の妹に性的な乱暴を働いたと家族に誤解され、母親に見捨てられた過去があった。
彼は引き取ってくれた叔父のパン屋での仕事のかたわら、精神遅滞者専門の学習クラスに通っていた。
ある日、そのクラスの監督者である大学教授から、開発されたばかりの脳手術を受けるよう勧められる。
先に動物実験で対象となったハツカネズミの「アルジャーノン」は、驚くべき記憶・思考力を発揮し、チャーリイと難関の迷路実験で対決し、彼に勝ってしまう。
彼は手術を受けることを承諾し、この手術の人間に対する臨床試験の被験者第1号に選ばれたのだった。
手術は成功し、チャーリイのIQは68から徐々に上昇。ついには185に達し、彼は超知能を持つ天才となった。
チャーリイは大学で学生に混じって勉強することを許され、知識を得る喜び・難しい問題を考える楽しみを満たしていく。
だがいっぽうで、頭が良くなるにつれ、これまで友達だと信じていた仕事仲間にだまされていたこと、母親に捨てられたことなど、知りたくもない事実の意味を理解するようになる。
一方で、チャーリイの感情は未発達な幼児のままだった。
突然に急成長を果たした天才的な知能とのバランスが取れず、妥協を知らないまま正義感を振り回し、自尊心が高まり、知らず知らず他人を見下すようになっていく。
誰もが笑いを失い、周囲の人間が遠ざかっていく中で、チャーリイは手術前には抱いたことも無い孤独感を抱くのだった。
また、忘れていた記憶の未整理な奔流がチャーリイを苦悩の日々へと追い込んでいく。
そんなある日、自分より先に脳手術を受け、彼が世話をしていたアルジャーノンに異変が起こる。チャーリイは自身でアルジャーノンの異変について調査を始め、手術に大きな欠陥があった事を突き止めてしまう・・・
ざっとお話すると、こんな内容です!
日本で放送されたドラマでは若干の脚色がありますが、大筋の流れはだいたい一緒かと思います。
なーんだ。ならドラマみたし小説はいいや!
なんて思わないで下さい!!
実は僕もその一人だったんですけど、いざ小説を読んでみると…
小説では症状に関する具体的な記述や闘病に苦しむ主人公の心理描写がこと細かく記載されており、小説を読んだ事で本作に対する思い入れが一層強いものとなりました。
ですので、この小説を読み終えてから改めてドラマを見てみると…なんとも言えない深い感動が僕を襲い気が付けば涙がポロリと…
僕は基本的に小説の映像化といった場合は、なるべく先に原作を読んでから映画なりドラマなりを見るタイプなんですけど、本作に限っては逆のパターンもアリだなと感じました!
扱っているテーマが難解なだけにまずは映像で全体の流れを捉えて、その補足知識として小説も楽しむ。そんなやり方も悪くないなと感じさせてくれたのがこの一冊です!
解説がとっても多い小説になりましので、ちょっと気軽にといった気持では読むことが難しいかと思いますので、時間がある休日などにじっくり腰を据えて読む一冊の候補として入れてみてはいかかでしょうか!!
あ、恒例のオススメポイントは…
内容でびっしり書いたので、今回は…
あ・え・て
書きません。
けっして書き忘れたわけではありません 笑
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