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小説 聖女の救済(東野圭吾) あらすじとアサキの感想 [東野圭吾]

東野圭吾さんの小説「聖女の救済」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


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今回ご紹介する本は東野圭吾さんの「聖女の救済」です。



本日ご紹介する本は東野圭吾さんの大人気シリーズ「ガリレオ」の長編2作目となるお話です。



天才物理学者でありながら、行動や発言が常人には理解し難い突飛なものであることから、周囲の人達に「変人」と呼ばれている主人公の湯川学。




今回、彼の敵となるのは、どこの家庭にもいるごく一般の主婦だった。




死亡原因はコーヒーに含まれた毒殺によるもの。




被害者である彼女の夫には、他人から憎まれている様な形跡も、身近で起きた大きなトラブルも存在しなかった。




警視庁捜査一課の内海はあることがきっかけでその夫人に疑いの目を向けだす。




しかし、彼女には犯行時間、北海道にいたという完璧なアリバイが存在する。




操作解決に向け、以前から捜査の協力を得ていた湯川に相談を持ちかけるが、その湯川ですら、彼女のアリバイを崩すことが出来ない。




そしてなにより・・・



毒物の混入方法がわからない、といった大きな問題が浮上する。




混入方法が判明すれば夫人のアリバイを崩せるきっかけになると考えた湯川は、この問題解決に挑む。




そして、湯川が導き出した答えは、「虚数解」つまり、考えた本人すら実現が限りなく不可能だと思える程、驚愕なものだった。




こんなことが現実でありえるのか!?




ガリレオシリーズ最大のトリックは、もはや完全犯罪とも言えるレベルのものだった…




そして、全ての謎が解き明かされたとき初めて、タイトルである「救済」の意味が湯川に降り注ぐ。







東野圭吾さんの作品はどれもトリックが秀逸で、全ての謎が解けた時の「あっ・・・」という脳が強く反応する瞬間が楽しみで、どんどん読み進めてしますのですが、今回は違いました。




湯川学のトリック解説を読んでも、「え・・・なに・・・どういうこと」



と、脳がストップし、それからちょっとの時差があり「えぇーーーー」と小説を前にして声を出してしまいました。汗



推理小説を沢山読んでいる方でも、今回のトリックはとても新鮮なものに感じられると思います!



難しい科学や、医学を一切駆使せずに、こんなトリックを考えられる東野圭吾さんの発想力に脱帽です!!



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