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小説 海の底(有川浩) あらすじとアサキの感想 [有川浩]

有川浩さんの小説「海の底」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。



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今回ご紹介させていただくのは、有川浩さんの「海の底」です。




この小説は有川浩さんの第2作であり、前にご紹介した「塩の街」「空の中」と並んで自衛隊三部作と呼ばれる作品です!




塩の街は陸上自衛隊の隊員が、空の中では航空自衛隊の隊員が主人公でしたが、今回の「海の底」はご察しの通り海上自衛隊の隊員が主人公の作品です!





それでは、まずはあらすじからご紹介させていただきます。




ある日、米軍横須賀基地では桜祭りというイベントが開催されており、一般解放されていた。



音楽隊のパレードなどに市民が集まり、盛り上がっている米軍基地。



そんな米軍基地には、実は少しではありますが海上自衛隊の敷地がある。



そこに停泊していた海上自衛隊の潜水艦「きりしお」の乗組員こそ、主人公である夏木大和(なつきやまと)と冬原春臣(ふゆはらはるおみ)。



さて、そんなこんなでたくさんの市民があつまった米軍基地に緊急事態が起こる。



なんと、数メートル級の巨大な甲殻類が米軍基地を襲ってきたのだ。



その見た目はザリガニにそっくりですが、その巨大な甲殻類の群れは、残虐にもたくさんの死傷者を出してしまう。



そんな中、避難に遅れた子ども達を夏木と冬原は助け出す。



しかし、徐々に巨大ザリガニ、のちにレガリスと呼ばれる甲殻類が大群で押し寄せ、子ども達どころか自分達も逃げる事ができない。



仕方なく、夏木と冬原は子ども達とともに潜水艇「きりしお」に閉じこもる事になり、そこに至までに夏木と冬原の上司レガリスの犠牲となってしまった。



そんな極限状況で、潜水艇の中で孤立してしまった主人公の2人と子ども達。





そんな総勢15人の潜水艇内での生活と、レガリス一層に働く機動隊や警察の壮絶な戦い…さらに、恋愛模様や人間ドラマも詰まった、もはやジャンルを飛び越えたお話です。







どうでしょう、なんとなく雰囲気は伝わったでしょうか?




前にも何かの記事で書いたと思うのでしょうが、僕はわりかし「謎の生物」だとか「宇宙人」、もしくは「特殊能力」的な、洋画でよく言われるSF的な物は得意ではありません。




しかし、この小説は本当にすらすらと読む事が出来ました!!




それでは、アサキのオススメポイントをご紹介します!




①極限状態の中なのに、リアルな生活感もしっかりと描かれている!



②警察や機動隊のレガリスとの戦いがドキドキする!



③とにかく、海上自衛隊の方々がかっこ良すぎる!




オススメポイントの最初に挙げた「リアルな生活感」とは、例えば食事だったり人間関係だったり、お風呂だったりの事です。




極限状態とはいえ、やはり15人の集団生活の中で起こる問題の数々を、有川さんは女性ならではの目線で細やかに描かれています!




また、人類対謎の生物「レガリス」の戦いも、その非現実的な状況を感じずにすんなりと受け入れ、その戦いぶりにドキドキします。




ちなみに、この小説には番外編である「前夜祭 海の底」も収録されています!




ここでは内容には触れませんが、本編を読み終わったあとでちょっと笑える番外編を読むと、本当に気持ちの良い読書感が溢れてきます!(もちろん本編の最後も大変気持ちのよい読書感です)




個人的には自衛隊3部作の中でもお勧めの作品である「海の底」




ぜひ、読んでみて下さい!


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LesLoto

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by LesLoto (2020-01-26 04:34) 

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