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小説 禁断の魔術(東野圭吾) あらすじとアサキの感想 [東野圭吾]

東野圭吾さんの小説「禁断の魔術」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


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本日ご紹介するのは、東野圭吾さんの「禁断の魔術」です!








この「禁断の魔術」は、東野圭吾さんの人気シリーズ「ガリレオシリーズ」の第8弾として2012年に単行本が発売されました。そして2015年6月に文庫が発売されたばかりの小説です



もともと禁断の魔術は短編集でしたが、今回の文庫化にあたり、その中の一つのお話し「猛射つ」を大幅に加筆・修正し長編として発売されました。



それでは、早速あらすじからご紹介させていただきます!



ある年の3月、一人のフリーライターの死体が自宅で発見された。



現場に残された痕跡から殺人事件であることは明白であるが、捜査は困難を極める。



フリーライターという立場から多くの人に反感を買っていた被害者であったが、疑わしいと思われる人々には皆アリバイがあった。



操作を進めていくうちに事件が動き出したのは、思わぬ角度からであった。



被害者が事件の直前に記事作成のため日々追いかけていた代議士には愛人がいて、その愛人がホテルで死亡していたことが判明したのだ。



その愛人には弟がいて、その彼が事件に関係しているのではないかとの疑いが掛かった。



そして疑いの掛かった人物が働いているという金属加工工場を訪れた時、既にその人物は退職しているとのことだった。



事件とのタイミングを考えたとき、彼に対する疑念は一層濃いものとなっていく。



しかし、ここでまた事件は思わぬ進展をみせる。



容疑者の調べを進めていくと、彼はかつて湯川(ガリレオ)と同じ高校に所属していたことが判明し、さらには直接湯川の指導を受けていた時期があった。



湯川を問い詰めると、彼はそのことに事前に気づいていながら警察にはそのことを伏せていたと話した。



なぜ湯川はかつての教え子との関係を隠したか。



その謎を解明することが事件の解決に繋がることになるのだろうか…



「天才の教え子もまた天才である」


科学の天才である容疑者は本当に事件に関係しているのだろうか…
それとも今回のフリーライター殺害と代議士の愛人問題は全く別問題なのだろうか…



それともまた別の角度から物語は絡み合っているのだろうか…



彼が科学の力により手に入れたものはまさしく「禁断の魔術」といわれる恐ろしい代物だった。




とまあ、あらすじはこんな感じです!



個人的に東野圭吾さんの作品の中でも特に「ガリレオシリーズ」が大好きでこれまでも多くご紹介させて頂きました。



そんな私的な感想を言わせてもらうのならば…今回の改稿長編は実に読み応えのある面白い1冊だったと思います!!



相変わらず稚拙な感想で申し訳ないです…



その感想に少し付け加えるのであれば、ガリレオシリーズを通じて湯川の様々な人間性が見えてきますが、今回もまた新たな一面を発見することが出来ると思います。



単行本により短編で既にこの物語を読んでしまっている方でも全く問題ございません!!



確かに元となる話の大筋は同じからもしれませんが、大幅な加筆・修正により、これはもう新しい一冊、と呼んでも問題がないほどです!



一人一人の細かな心理描写を描くことにより物語に深みが生じ、だからこそラストシーンではやりきれない悲しみも…おっと危ない!!



あらすじを書き終えているのに、感想にかこつけてポロッと大切な最後を語ってしまうところでした。



東野圭吾さんの作品に共通するラストにかける盛り上がりももちろん顕在しておりますので一気に読み切ってしまうこと間違いなしです!! 



以上、東野圭吾さんの小説「禁断の魔術」のあらすじと感想でした!



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