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小説 手紙(東野圭吾) あらすじとアサキの感想 [東野圭吾]

東野圭吾さんの小説「手紙」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


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今回ご紹介する本は東野圭吾さんの「手紙」です。



東野圭吾さんの著書といえばミステリーが一般的ですが、この手紙はちょっと趣が異なっています。


テーマはずばり「兄弟」です。


それでは、この物語のあらすじを…。


兄の剛志と弟の直樹は幼くして両親を失っているため、兄の剛志が直樹の親代わりとして早くから働きに出ていました。


しかし力仕事に負荷がかかり過ぎて兄の剛志は腰を悪くしてしまい、満足に働くことが出来ない状況に…


そんなタイミングで直樹の大学受験が近づいてきます。


自分より頭の出来がよい弟が学問の道を諦めてしまうことにどうしても納得が出来なかった兄の取った行動とは…



結論から言ってしまえば、剛志は強盗殺人の罪を犯してしまいます。


この強盗殺人に至ってしまう経緯がまたせつなくやりきれないものなのですが、結果はどうあれ強盗殺人。


自分のためを思い犯罪に手を染めてしまった兄に対し、弟はやりきれない気持ちで一杯に。



それでも唯一残った家族である兄に剛志は手紙を書き続けます。


牢獄に送られる月一回の手紙を何よりも楽しみにしている剛志。


しかし、現実は厳しいものです。


殺人犯の弟というレッテルは直樹の人生に大きな壁として立ちはだかります。


進学・恋愛・就職。直樹が自力で幸せを掴もうとするとき、どうしても兄の存在が邪魔になってしまう。


そんな辛い生活から抜け出すために直樹が選んだ道とは…





人の絆とは何か?そんな核心に触れることが出来るこの本は、読めば読むほど辛く、切なく、やりきれない気持ちになってしまいます。


しかし、そんな苦悩や困難をリアルに描いているからこそ、その先に見える感動や喜びが一層強いものとなり、読み終えたときには、涙が止まらなくなってしまう一冊だと思います。


これまで沢山の本を読んできましたが、ここまで涙腺を刺激した本は他にないと言い切ってよい程、感動しました。。。いやいやお恥ずかしい。


いた、恥ずかしくないです!!


みなさんも、読んでみれば分かってくれると思いますので、ぜひ読んでみてください!!



ちなみに、この物語は玉山鉄二さん、山田孝之さん、沢尻エリカさんという豪華なキャストで映画かもされています!

0014.jpg
http://cinema-movie.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_4b0/cinema-movie/0014.jpgより引用させていただきました

こちらもオススメなので、ぜひ見てみて下さい!


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