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小説 空の中(有川浩)あらすじとアサキの感想 [有川浩]

有川浩さんの小説「空の中」のあらすじと感想を書いた記事です。


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本日は、僕が大ファンの有川浩さんの「空の中」という作品をご紹介致します!!



この作品は、正直今までご紹介した作品からみるとかなり異質でした。



そして、あくまで個人的にですが、正直ジャンル的には苦手分野でした…。



未確認生物を巡る、日本中、そして世界まで巻き込むまさにSF!



僕は、実は未確認生物だの特殊能力だの怪獣だの、そういった話は苦手なのです。



ただ、そこは有川さん!



有川さんの文章は、非現実的な状況にも関わらず、頭に物語のイメージをしっかり持つことができます!



まずは、あらすじからご紹介させていただきましょう!



200Xねん、高度2万メートルの空中で航空機が大破する事件が起こる、2件も続けて。



2件目の航空機事故の遺族である瞬という少年が、まさにその事故の日に妙な生物を拾う。



彼は、その生物をフェイクと名付けた。



彼は、事故で亡くなった父を思う気持ちを、フェイクへの愛情でごまかして生きていく。



高い知能をもったフェイクもまた、瞬に絶対的な信頼をよせ、二人はまさに相思相愛だった。



そのうちに、2機の航空機事故は、人間の目に見えないよう透化していた生物との接触だったことが発覚。



人間は、その生物を「白鯨」と名付けた。



そして、航空機の衝突で白鯨からちぎれた一部こそ、フェイクであった。



瞬は、それをしってしまう。



自分の愛した父を殺した原因は白鯨。



自分が家族のように接しているフェイクも白鯨。



そのショックから、瞬は道を間違えてしまう。



そんな時、人類に友好的な態度をとっていた白鯨を、なんと人類が攻撃を仕掛けてしまう。



そのせいで、多数に分裂してしまった白鯨は、人類に報復行為を始める。



それに乗じて、人間同士の争いも激化…。



人類の未来は、そして瞬の気持ちは…





…といった内容です!




有川さんに第2作目であるこの「空の中」は、「塩の街」「海の底」という小説と合わせて、ファンの中では自衛隊三部作と言われています!



ちなみに、なぜそう呼ばれているかというと



塩の街 陸上自衛隊員が主役

空の中 航空自衛隊員が主役

海の底 海上自衛隊員が主役



だからです!!



また、有川さんは「ラブコメ今昔」という小説でも自衛隊を題材に小説を書かれています!



とにかくこの作品は、このようなジャンルに抵抗が無い人にはもちろんおすすめですし、僕みたいに非現実的すぎる話が苦手な人にとっても楽しく読めると思います!



なにせ有川さんの作品ですし!笑



そして、さすがだと思うのは、この小説が印象にとーっても残る作品だということです!



そしてそして、魅力的な登場人物、そのキャラクター達のテンポのよい会話、世界の危機の中で芽生える恋愛…



最高です!!



あ、今のが今回のお勧めポイントです!!!笑



どの作家さんにもあるとおもいますが、やはり書いた時期によって読み味が全然違いますよね!!



最近の有川さんの作品とは一風変わった読み味の「空の中」



一読する価値ありです!!とにかく印象に残る長編小説ですよ!!


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