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小説 オーデュボンの祈り(伊坂幸太郎) あらすじとアサキの感想 [伊坂幸太郎]

伊坂幸太郎さんの小説「オーデュボンの祈り」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


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少し眠ってしまったようだ。


窓の外は暗闇に包まれている。


当然のことだ。地下鉄に乗っている僕に、外の光が差し込む訳がない。



10分が過ぎた。


光はまだない。


20分が過ぎた。


光はまだない。


永遠にこの景色が続くのだろうか。


乗車時に溢れていた人々が一切消えていることに、ようやく意識がいった。


僕はどこか違う世界に来てしまったのかもしれない。









さて…意味不明な冒頭は無視して本の紹介に移りましょう。笑


本日ご紹介するのは、伊坂幸太郎さんのデビュー作「オーデュボンの祈り」です。



「おいおい、冒頭が関係するじゃんか」と思った方は既読の方ですね。笑



それでは、早速あらすじをご紹介したいと思います!!



主人公の伊藤は眠っている間に、現実世界からちょっとズレだ島「荻島」に来てしまった。


「荻島」は、150年も前から外界との接触を遮断してきた島だった。


この島ではカカシが喋り未来までもを予測する。


しかし、そんな驚きが収まらない内に、喋るカカシは殺されてしまった。


島の支えであったカカシの死に落胆する人々。


未来を予測できるはずのカカシは自分の死を予測出来ていたのだろうか…




と、まあ僕なりに紹介文を書きましたが、この本ばっかりは文庫の背表紙を読んで下さい。笑



沢山の背表紙を見てますが、この小説に勝てる背表紙はありません!カッコ良過ぎます!笑


その素晴らしい背に負けない内容の充実感。




まずは、文庫を手に取って下さい!

背表紙を読むと買わずにはいられなくなります!!



ちなみに、このデビュー作である「オーデュボンの祈り」は伊坂幸太郎さんのファンの中でもダントツで人気が高い作品です!!


実はこの作品、木村哲也さんが作画をされ、漫画化をされているそうです!!


僕はまだ呼んでいないのですが、この作品の作画は、ちょっと興味を持ちますね…


とにかく、本当に本当におすすめの小説ですので、ぜひ読んでみて下さい!!


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