小説 マスカレード・ホテル(東野圭吾) あらすじとアサキの感想

東野圭吾さんの小説「マスカレード・ホテル」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


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今回ご紹介する本は東野圭吾さんの「マスカレード・ホテル」です。



東野圭吾さんのシリーズ物としては「ガリレオシリーズ」「加賀恭一郎シリーズ」の二つがが特に代表的でファンの方からの絶大な人気を得ていますが、この「マスカレード・ホテル」久しぶりに、新たなシリーズ物の誕生か!?と密かに話題になっている１冊です。



簡単なあらすじは、



都内で発生した3件の連続殺人事件が事の発端。




同一犯行と思われる事件の犯人が残したメッセージから、4番目の事件の舞台として「ホテル・コルテシア東京」が最有力であることが判明する。




しかし、判明していることはこのホテルが怪しいということだけで、犯人の人相といった情報は一切掴めていない。




そこで警察は、捜査官の数名をホテルクラークと扮して、予告現場であるホテルへ派遣することを決める。





そのホテルでも最も人通りが多く、重要なポジションである「ホテルクラーク」に任命されたのが、主人公である新田浩介だった。




優秀な警察官であることは間違いないが、当然ホテル業務などは全くの素人。





新田の指導員に選ばれた山岸尚美も彼の扱いに困り、しばし意見の不一致で対面することに。





こんな、状況で犯人を見つけることが出来るのか!?　それ以前に犯人は本当にこのホテルに現れるのか!?




数々の伏線が織り込まれたこの物語は思いがけない衝撃の結末へと向かう…



アサキのオススメポイントはこちら！



① 主人公新田とホテルクラーク山岸の絶妙な掛け合いが秀逸！



② 怪しいと思われる伏線がいくつも散りばめられていることで、事件の真相を推理するのが困難！



③ ホテルクラークを含めホテルの裏側を垣間見ることができ、勉強になる！




オススメポイントの①でも書かせていただきました様に、この二人のやり取りが物語の軸となっていることから、もし本当にこの小説がシリーズするなら、彼等二人の刑事・ホテルマンとしての成長過程が大きな見どころになるのではないでしょうか！




東野圭吾さんのシリーズ物はどれも面白いものばかりなので、この新田刑事の物語もシリーズ化してくれることを心より願うばかりです！！


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